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手作り石鹸の作り方

手作り石鹸はご自宅でも作ることができます。
大まかな手順は『量って・混ぜて・乾燥させる』だけ。
以下に必要な材料・道具と安全な作り方を載せておきます。

※よくお菓子作りのように作り方を解説しているものを見かけますが、 苛性ソーダは大変危険な薬品なので、お菓子作り感覚でやるのは非常に危険です。
例え手順は簡単でも、細心の注意を払って時間に余裕を持って作業しましょう。
ここではボウルなどで混ぜる一般的な方法ではなくて、 ペットボトルを使った比較的安全な作り方をご紹介します。
型に流し込む工程まで約3時間くらいが目安です。
分量などは作りたいレシピの通りで大丈夫です。

必要な材料・道具

以下の材料・道具を揃えます。

・苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)
薬局で購入することができます。
しかし、この薬品は劇薬として指定されているので、 購入時には身分証明や印鑑が必要になります。
お近くの薬局に一度お問い合わせになるとよいでしょう。
地域によって様々ですが、 比較的チェーン店型ドラッグストアでは取り扱っていないところが多いので、 近所に小さな薬局があれば、そちらに問い合わせた方が無難です。

・精製水
薬局で購入することができます。
水道水やミネラルウォーターには余分な成分が含まれているので、 必ず精製水を使用しましょう。

・オイル
オリーブオイルやココナッツオイル、バームオイルなどが一般的です。
レシピに従って揃えてください。
エッセンシャルオイルや石鹸用として販売されているオイルもあるので、 そういったものを使用してもよいでしょう。

・キッチン用品
鍋(ステンレス製)×2、スプーン(ステンレス製)、 カップ(プラスチック製とガラスかポリエチレン製を一つずつ)、電子量り、温度計。
過程途中で発熱するので、耐熱性のものを使用しましょう。

・その他
使用済み牛乳パック(1リットル)×2、空ペットボトル(2リットル)、ペットボトルホルダー。

基本的な石鹸はこれで作ることができます。
道具はほとんどが家にあるもので大丈夫です。
慣れてきたら、レシピを参考に色々なオイルやハーブパウダーなどのオプションを加えたりして、 オリジナルのレシピを増やしていきましょう。


作る前の注意事項

苛性ソーダは直接肌などに触れるとヤケドのように腫れてしまいます。
どんなにわずかでも目に入ったら失明する恐れがあります。
非常に危険な劇薬だということをしっかりと頭に入れて作業しましょう。
使用する場合は、必ずエプロンやゴム手袋、マスクなどを着用し、
長袖などの服で肌の露出を防ぎましょう。
ハネなどを注意すると同時に、 ゴーグルなどで顔や目の保護をすることも忘れずにしましょう。 また、万が一こぼしてしまった時のために、必ず新聞紙を敷いたテーブルの上で作業しましょう。


基本的な作り方

ボウルで混ぜ合わす一般的な方法ではなくて、 ペットボトルを利用した、比較的安全で簡単な作り方です。
分量はご希望のレシピ通りで大丈夫です。
※作業は必ず新聞紙を敷いた、安定しているテーブルなどの水平な台の上で行ってください。

・型を作る。
牛乳パック(1リットル)を二つ使って型を作ります。

三角部分を切り取ります。


側面の一面を切りとります。


切り取った面を合わせて重ねます。


ビニールテープなどでしっかりと貼り合わせて完成です。


牛乳パックならば、石鹸が固まって取り出す時に、 内面にくっつきにくく、 切り目を入れるなどすれば簡単です。

・ペットボトルにオイルを入れる。
使用するオイルを必要な分量、ペットボトルに入れます。

・苛性ソーダを量り取る。
プラスチック製のカップに必要な分量の苛性ソーダを正確に量り取ります。
肌の露出がない服装で、必ずゴム手袋と貌や目を保護するゴーグルなどを着用してください。

・精製水を量り取る。
ガラス(ポリエチレン)製のカップに精製水を正確に量り取ります。
次の工程で発熱するので、必ず熱に強いものものを使用しましょう。

・苛性ソーダを精製水に溶かす。
この作業は誤ると大変危険なので、慎重に行ってください。
ステンレス製の鍋に精製水が入っているカップを入れ、 カップに少しずつ苛性ソーダーを入れて混ぜます。
苛性ソーダを一気に入ると急激に発熱して危険なので、必ず数回に分けて少しずつ行ってください。
また、発熱することで水の温度が急上昇し、水蒸気を上げますので、 通気・換気をよくして、目や口に入らないようゴーグルとマスクを着用してください。
※苛性ソーダの中に水を入れることは絶対にしないでください。
また、ペットボトルでこの作業は絶対に行わないでください。
急激な発熱による変形・破損・破裂などの恐れがあり非常に危険です。


・苛性ソーダ水溶液を冷ます。
カップを入れたまま鍋に水を注いで、そのまま40度前後になるまで冷まします。
カップは高温になっているので、触らないように注意しましょう。

・オイルを温める。
鍋に水を入れてお湯を沸かします。沸騰させるほど沸かさなくても大丈夫です。
お湯の中にオイルが入っているペットボトルを入れて、40℃前後になるまで温めます。
途中で数回、ペットボトルを軽く振って混ぜましょう。

・苛性ソーダ水溶液とオイルを合わせる。
苛性ソーダ水溶液は冷まして、オイルは温めて、どちらも40℃前後の温度になったら、 ペットボトルに苛性ソーダ水溶液をそっと注ぎ入れます。

・混ぜる。
ペットボトルのフタをしっかりと閉めます。
ペットボトルの破損等、万が一に備えて、ペットボトルはポリ袋で覆いくるんで、 その上からペットボトルフォルダーでさらに包みます。
万が一、フタが外れた時のことを考慮して、ペットボトルは横にして底と頭を持ち、 周りに誰もいないことを確認してください。
その状態で中身が混ざるようにペットボトルを振ります。
最初の10〜15分くらいは、大変ですが止めずに振り続けてください。
その後は10分に1度くらいの間隔で固まり具合を確認し、 マヨネーズくらいの固さになるまでたまに軽く振ってください。

・型に流し込む。
牛乳パックで作った型に流し込みます。
流し込み終えたら、軽くトントンとしてあげると、 中の空気を抜くことができます。
また、必要ならばヘラで表面を整えるなどしてください。

・保湿放置
急激に冷めてしまわないように、型をタオルでくるんで、 もしあれば発泡スチロール容器の中で24時間しっかりと保湿させます。
固まったら牛乳パックに切り目を入れるなどして型から取り出して、 お好みの大きさにナイフでカットします。
夏場などの暑い時期には、型からなかなか取り出しにくいので、 そういう場合には、冷蔵庫で軽く1時間ほど冷やしてあげると取り出しやすくなります。
※夏場は石鹸作りに向かない時期です。

・乾燥させる。
カットしたものをくっつけないように並べて、 風通しのよい日陰で4週間くらい、しっかりと乾燥させて完成です。

各分量は使用する苛性ソーダの純度によって増減するので、 必ずレシピでしっかりと確認してください。
香りや色、効能などは使用するオイルによって様々です。
自分の求める、自分にあったオイルを使用して、 自分だけのオリジナル石鹸を作ってみてください。


完成した石鹸の販売について

オリジナルの石鹸が完成すると、他人に薦めたくなると思います。
しかし、ここで一つ注意しなければいけないことがあります。
自分で作って自分で使って楽しむことは問題ないのですが、 販売の有無にかかわらず、他人に譲渡することは簡単にはできません。
直接肌に触れ、何らかの変化をもたらすものは『医薬品』として扱われるため、 販売行為(譲渡も販売行為に含まれます)をするには許可を得る必要があると薬事法で定められています。
しかし、販売許可を得るのは個人レベルではすごく大変なことです。
作ったものを販売(譲渡)することは、安易に考えない方がよいです。
ただし、直接肌に使用するのではなくて、 台所用石鹸などの『雑貨』として扱われるものであれば、 いくつかの規定はありますが、この許可はなくても販売可能です。
この辺りの詳細は『手作り石鹸 薬事法』や『手作り石鹸 販売』などのキーワードで検索すれば、 解説をしているサイトがたくさん見つかります。
手作り石鹸を楽しむと同時に、一度は調べて目を通しておきましょう。

THANKS:uki☆uki☆せっけんライフ様

手作り石鹸レシピ(準備中)

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